日本心理援助専門学院の理念

はじめに

現在の社会は、少子化、核家族化、人間関係の希薄化などと叫ばれるようになり久しく、私たちの耳に痛い内容が日常的に多く聞かれるようになってまいりました。
そのような時代背景から、人々を取り巻く環境も、当然大きく変化してきております。

我が国の現状

厚生労働省のまとめた結果によると、精神疾患をもつ方が、三百万人をついに突破し、また、実態の把握しにくい、疾患に至っていないまでも心に悩みをもち、社会生活に適応出来ない方が相当数いるという研究結果も出てきております。

文部科学省が発表した、いじめ、不登校など、子どもたちの心も脅かす状態が日常的に起こっており、各学校全国平均しても、クラスに二・三人は不登校、保健室登校をしているというのが、現状です。

また、学校から卒業しても、人間関係の不得手な状態が続き、引きこもりをおこしてしまっているという方々を合わせると、到底把握がつかないくらいの、総数になると考えられます。
現代を象徴するかのように、多くの方々が、男女を問わず、更年期障害など、なかなか身体的に発症することのない、悩みに苛まれておられるというのが、実態なのです。

不足する心理援助者

政府も、児童・生徒に関しては、数年前から、スクールカウンセラーの設置など、対策を講じてはおりますが、一向に減る傾向にあるどころか、増加の一途をたどってしまっています。
このような現状に至ったのも、心理援助者の総数が非常に少なく、賄えていない点が挙げられます。
また、心理援助者に携わった利用者の声の中にも、「改善されない、自分の意見を聞いてもらえない」などという援助者の技量不足による意見も多く聞かれるようになりました。

本校の教育理念

本校で学んでいただくことの一番は、「自分から様々な情報を吸収する力・考え方」を習得することです。

みなさんが多くのことをこれから学ぶ上でも、利用者に向かう時にも、この「自ら吸収する力・考え方」は、本当に大切で、必要なこととなります。

それらの力・考え方を徹底して学ぶことによって、援助者としてだけではなく、一人の人間として成長していくことを、理念に掲げています。

オンラインカウンセラー(契約カウンセラー)

今やインターネットが当たり前の世の中です。だれもがどこからでもインターネットを使って生活を豊かにしています。その利点を活かしたオンラインカウンセラー養成コースも開講しています。

また、当学院で心理援助専門員養成コースオンラインカウンセラー養成コースを修了された方は、契約カウンセラー(委託カウンセラー)として働くことが出来ます。

ひとりでも多くの援助者を社会に

わが国では、援助者の就労場所の整備も行き届いておらず、培った技術を発揮する機会の少ない援助者がいることも考慮して、独立して開業が出来る様なマネージメント能力の開発までを一貫した内容のコース開業支援コースを設けています。

我々心理援助専門員は、利用者の利益を最大限担保できる人材であることが求められます。その目的をしっかりと胸に刻んで、これからの勉学に励んでいただき、「現場で結果の出せる」援助者として、社会に巣立ていかれることを、切に希望します。

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